週刊[良くなる通信](02)「コントロール」する方法

異国でも日本でも効果あり![共通]で使える「みんなのグローバル化」実践メールマガジン

週刊[良くなる通信](02)


人間、誰しも「コントロールされること」を嫌うもの。

では、どのようにすれば、コトバも常識も異なる中国人スタッフが、
思い通りに「行動」してくれるのだろうか??

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小園です。

日本人と中国人の[違い]ではなく、
日本人でも中国人でも同じ[共通]から、日常の仕事ストレス解放!
される、とっておき方法をお届けする、[週刊]メールマガジン。

● 「中国だから通用する方法」ではなくて、
「日本でも通用している方法」ことの中に、
みんなの「グローバル」があるんじゃないだろうか??

そんな仮説から始まったこの企画です。

[共通]していれば、中国を分からない日本人でも、
きっと、無理なく理解・実践できますよね。

今、取り上げているテーマは、コチラ。

  ◎『 どのようにすれば、
コトバも常識も異なる中国人スタッフが、思い通りに
「行動」してくれるだろうか? 』

何らかヒントになるかもしれません。
創刊第2号、ぜひ最後までご一読ください。

◎【 今日の[良くなる]ヒント 】━━━━━━━━━━━━━━◎◎◎

● 人間、誰しも「コントロールされること」を嫌うもの。

–《前回の復習》—————————————————-

「して欲しくない行動」を[否定形]で伝えるのではなく、
「して欲しい行動」を[肯定形]で伝えるように意識する。

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※ 前回をお見逃しの方は、コチラから

週刊[良くなる通信](01)「否定形」


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前回は、
●「否定形」を脳は認識できない。
というお話でした。

「ピンク色のパンダ」が寝そべってる姿を[イメージするな!]
と言われれば言われるほど、「ピンク色したパンダ」のイメージが
頭の中に膨らんでいっちゃうもの。

なので、日常から「〇〇するな!」は、伝わらない。
指示するときは「肯定形」で伝える。

そんなお話でした。

・・・とは言え。

 『 でも、子供に「勉強しなさい!」と[肯定形]にしても
伝わらないじゃないか!! 』

というご意見も、ごもっともです。
今回は、ココから深掘りしていきます。

まずは、実験です。

【 実験1 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

想像してみて下さい。

どう見ても、サイズが合わない服なのに、
『 とってもお似合いですよ~ 』
『 今は、大きめのサイズが流行ですから 』
などと、あからさまに「売りつけよう」という意図がみえみえ
の販売員さんに接客されました。

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さて。
あなたはこの販売員さんから、サイズの合わない服を
「買いたい」と思うでしょうか?

断り切れずに、無理やり「その場は買いたいと思うようにした」
ということはあるかもしれませんが、純粋に「買いたい」とは
思い難いのではないでしょうか?

こういう場合は、どうでしょう?

【 実験2 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

想像してみて下さい。

ある酒場での会話。
友人であるAさんから、こんな一言がありました。

「あなた、血液型A型だから、何事もキチンとしてるね。」

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こういった「決め付けコトバ」を使われると、
なんとなく「カチン」と来ませんか?

納得できない指示や命令なんかも、素直に従えない気持ちが
出てきますよね。

人間、誰しも[相手にコントロールされている]という感覚は、
【不愉快】に感じるものなんです。

誰もが、どんな小さなことでも納得してからやりたいし、
了解した上で行動したい。

誰にも「自分という存在を尊重してほしい」という「自尊心」が
ありますからね。
奥さんにも、友人にも、部下にも、そして子供にも。

ところが・・・。

次の実験です。

【 実験3 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「YES」「NO」でお答えください。

これまでに、
「自分の思い通りにならなくて、イライラしたことがある。」

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いかがでしょう?

ほぼ100%の方が「YES」だったのではないでしょうか?
私なんか、子供が言うこときかなくて、しょっちゅうイライラ
しています。

人間は、「相手を思い通りに動かしたい(=支配したい)」
という[支配欲求]を誰もが持っている、、とされています。

男性なら、心当たりを感じやすいのではないでしょうか。
では、女性には[支配欲求]はないのでしょうか?

アメリカの心理学者エイブラハム・マズロー博士によると、
[支配性向(他者を支配しようとする傾向の強さ)]の違いで、
●[高位](支配性向が強い)
●[中位](中くらい)
●[低位](支配性向が弱い)
の3つのタイプに明確にわかれる、、と結論付けています。
タイプによって、行動パターンがはっきり異なるそうです。

「子育て」の場面なら、わかりやすいですよね。
「言うことを聞かない子供」にイライラしたことがない母親って
いらっしゃらないんじゃないでしょうか。

『 中国人スタッフを(部下を)思い通りに動かしたい。』
これも、[支配したい欲求]の一部かもしれませんよね。

このように、人間って矛盾した2つの側面をみんなが持っています。

●「コントロールされる(支配される)」のキライな「自分」
●「コントロールしたい(支配したい)」と欲している「自分」

では、「コントロールされたくない」人をどうやったら、
思い通りに動かすこと(=コントロールする)ができるのでしょう?

そうです!

● 相手に「コントロールされてる」と感じさせないこと

これが重要になります。
前回取り上げた「否定形」は、ココでも問題ありですよね。
『 〇○するな! 』って、思いっきり「命令」ですから。

では、どうすれば良いのか?

例えば、【実験1】の販売員さんの例であれば、、

●「コチラですと、ちょっとサイズが大きいですね。
では、こちらのお色とかはいかがでしょうか?
カタチは少々異なりますが、フォーマルな場所でお召しに
なるのであれば、すごくお似合いだと思いますよ。」

と言われたとしたら、どうでしょう?

例えば、【実験2】の血液型の例でれば、、

●「A型なら、もしかして、性格はきちんとしているのが
好きなほうですか?」

と言われたとしたら、どうでしょう?

少なくとも【実験】のときの表現よりも、抵抗感は低くなるの
ではないでしょうか?

もう一度、表現の仕方を見比べていただきたいのですが。。
【実験】と今の例と。

表現に[決定的な違い]があるのにお気付きですか?

そうです!

● 「決定権」が自分にある表現

になっていますよね。
こういった表現をされると、人は「コントロールされている」
という感覚が湧きにくいので、受け入れてもらいやすくなります。

◎【 今日の[良くなる]ポイント 】━━━━━━━━━━━━━◎◎◎

選択の「決定権」は、相手に委ねているような表現にしてみる。

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「給料の2割を貯金しなさい」

よりも、

「給料の8割で生活するようにしてみたらどう?」

の方が受け入れやすいですよね。

「肯定形」でなく「疑問形」にすれば良いのか??
ということでもありません。
重要なのは、あくまでも[相手に決定権があるような表現]です。

「毎朝、やる事リストを作りなさい!」

よりも、

「毎朝、たった3分の時間をとってその日にやる事をリスト
にしてみるだけで、仕事が今までの10倍楽になるよ」

の方が、相手が「決定しやすい」ですよね。

● 選択の「決定権」を委ねているような表現

ココから意識すると、色々な応用もできるようになります。
応用編は、また後々。。

コレも意識して使えるようになると、中国でも効果テキメンです。
私自身が「実践済み」ですから!

・・・とは言え。

 『 でも、「次から〇〇します」って自分で決めたクセに、
全然「行動しない」事ってたくさんあるじゃないか! 』

というご意見もあるかと思います。

次回は、このご意見をテーマにしていきますね!
だんだん、深いところに入っていきますので。

毎週火曜日の[週刊版]も楽しみにしていてください!

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◎ 編集後記 ◎

創刊第2号、いかがだったでしょうか?

「こういうところが、役に立ちそう!」というご感想や、
「こういうところが、よく理解できなかった」というご意見、
「でも、現場では、こういう場合もあるんじゃないの??」という
異論・反論など、ぜひ以下のコメント欄からお聞かせください!

お客さまの声を聞きながら、このブログも[良くなる]を
実践していければと思っています。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

コゾノ

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