第1話:人間、総論、みな同じ。

  • コンビニで買い物をしたら、あろうことかお釣りを投げつけられた!
  • 道をたずねようと話しかけただけなのに、しかめっ面で「あ゛ぁっ!?」と返事された。
  • 車が歩行者のことを考えずわがもの顔で割りこんでくるので道を歩くだけでイライラする
  • いつも「言い訳」ばかりで、いいかげんに呆れ果てた。。

・・・などなど。

こうした「イライラ」で毎日がストレスまみれ、、って方も少なくないかもしれません。

『中国ストレスからの解放』

少しでもそのお役に立てればと思って、この連載をはじめました。

お金も、時間も、特別な努力も不要で、スグにできる。
さらに、
中国の職場だけでなく、ご家庭でも、日本の職場でも、継続して使える。
そんな[使える]ノウハウをお話していきたいと思っています。

実際に、

  • 中国事業に失敗し、途方に暮れていた方がこのコラムを読んだだけで再挑戦して見事復活!
  • 「はじめて中国に来て良かったと思う事ができました。こんな大事なことは日本にいたままだと一生気付けないと思う」という感謝のお手紙をいただいたり

こんな実績もある『伝説』のコラムなんです。

その他にも、今までで2300人以上の方々にお読みいただき、絶賛!のお声をいただいています。

そんなコラムをさらに読みやすく再編集し、事例も満載して復活です!

これから1話ずつ順番にお話ししていきます。
もし、何か思い当たるところがあれば、ぜひ、実際に試してみて下さいね。
「実践」していただくだけで、知らぬ間に何かが確実に「変化」しますから!

さて。
今回は、記念すべき第1回ですので、一番大事なお話をします。

『人間、総論、みな同じ』

これが、今回のテーマを斬る重要なキーワードになります。

「アフリカ」という究極のアウェイの地が、わたしにこの言葉を教えてくれました。

1995年のことでした。
大学を卒業した直後、大阪弁しか話せない24歳だった若かりしわたしは、無謀にも単身でアフリカはケニア共和国に赴任しました。

たった1人、現地で弱小NGOの臨時駐在員の活動を行うという暴挙に出てしまったんです。

当時はまだインターネットも普及していませんので、とにかく「現地情報」がありません。
さらに、たった1人です。

出発直前になって猛烈な「恐怖」に襲われました。
たった1人、成田空港で飛行機を待っている時間は、このまま逃げ帰ってしまう言い訳ばかり考えていました。

・・・しかし、無情にも100ほど考えた言い訳を披露することはできず。
28時間かけてたどり着いたのが、ケニアのジョモ=ケニヤッタ国際空港でした。

そこから、わたしの「アドベンチャー」がスタートしたのです。

事務所もない。
専属スタッフもいない。
ホテルも到着してから自分で探さなければなりません。
現地での活動の指示は、日本から週に1回だけA4サイズのFAXが1枚だけ届きます。

「副大統領府という役所が、どこそこにある。
そこにタンチューさんという役人がいるから、
その人に会いに行って、話をしてきなさい。」
・・・そんなシンプルな指示が書かれた「FAX指令」です。

これだけの情報を頼りに、その週の活動を自分で勝手に考えて動く。
今から考えると「どこかの罰ゲームですか!?」って言われそうなことをしていました。

その他にも、色々ありました。
騙される、脅されるは当然。
差別を味わう、逮捕されかける、ワイロを渡す、暴動に巻き込まれる、
「致死率80%」という恐怖の感染症騒動(エボラ出血熱)にも直面しました。
そして、殺されかけた事も・・・。

そんな状態でしたので、

    「生きて帰れれば成功」

真剣にそんな風に思っていました。

・・・ところが。

結果は、無事に帰国できただけでなく、
仕事でも驚くべき成果を残すことができたんです。

赴任後、わずか45日で現地政府から3000万円の受注に成功しました。

それだけではなく、
当時のケニア共和国「副大統領」から呼び出され、副大統領府の最上階にある副大統領府執務室で、直接「ありがとう」と握手していただくこともできました。

執務室に繋がる赤いカーペットと、副大統領のぶあつくてゴツイ手なのに全く握り返してこなかった握手の印象を今でもはっきりと覚えています。

大阪弁しか話せない、甘ちゃん経験だけのシロウト新卒生だったわたしを現地で「多国籍の方々」が助けてくれたからこそ実現できた成果でした。

そのときの経験を通じて得たのが、
『人間、総論、みな同じ』

です。

その後、紆余曲折を経て2003年に上海に赴任しました。
合弁(合作)の新しい会社を立ち上げる立ち上げメンバーとしての参画でした。

以降、現在まで一貫してこの「考え方」がわたしの「ぶれない軸」になっています。

言葉ができない。
中国知らない・分からない。
不安、不満、今までの人生で味わった事のないような孤独感。
本社と現地の板挟み。
仕事と家族の板挟み。
やるせなさ。

異国で働く現実で直面するあらゆるストレス、痛いほど分かります。。
でも、あえて言わせてください。
異文化であっても、人種が異なっても、当たり前が通じなくても、

そこが 地球上である限り大丈夫 です、、と。

これから詳しくお話しするノウハウをそのまま使っていただくだけで、「中国ストレス」がウソのように消し飛んでしまうと思いますので。

次回から詳しくお話していきますね。
どうぞご期待下さい。

コゾノでした。

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1 個のコメント

  • 小園様と上海でお会いした第一印象は、『ただものじゃね〜』でしたが、過去にいろいろ経験されていたんですね。参考になります。