第2話:言葉の壁を乗り越える方法

まいどです!
今でもスワヒリ語ソングをギター付きで歌える小園(コゾノ)です。

さて。
「中国語できない」、「中国知らない」、「中国人分からない」でも、
明日からスグに『中国ストレス』を克服できてしまう方法、、の第2回です。

今回は、中国に限らず「外国」でのストレスの代表格である[コトバの壁]についてお送りします。

あなたは「語学」、得意ですか?

「苦手」という方、ご安心くださいね。
自慢じゃありませんが、わたしも超のつくほど「苦手」ですから。

「語学が苦手なあなた」のためのお話をご用意しています。

ズバリ!

たった3つの要素だけで[コトバの壁]を乗り越える方法

というお話です。

たったの「3つ」です。
ちょっと意識するだけで、スグにできることばかりです。

では、その「3つの要素」をお話していきますが。。

その前に、ちょっとだけ違うお話をさせてください。

1995年のことです。

若干24歳で、大阪弁しか話せないのに単身でケニアに渡ったコゾノ青年。

もちろん、英語なんてからっきしです。
ダメダメです。
受験勉強以来、英語に触れる事すらありませんでした。

当事のケニアは、日常語が「スワヒリ語」で、公用語が「英語」。
その他54の部族それぞれの「部族語」が入り混じった社会でした。

わたしは首都のナイロビに住んでいました。
ナイロビにいるケニア人は誰でも「スワヒリ語」「英語」「部族語」の最低3つの言語を操る連中ばっかりでした。

驚きました。

「これが、世界なんだ・・!」と。

一方、コゾノ青年はというと・・・。

日本語の標準語すらできません。社会経験もない、学生上がりの世間知らずの若造です。

「これで、仕事なんてできるのか!?」

ケニアで待ち受けていた「現実」に、わたしは呆然としました。

案の定、お金の絡んだ取引=「ビジネス」は困難を極めました。

忘れもしません。
通関業者の担当官でインド人のディシュナ=シャーという女性には、

『通訳連れて出直してこい!』と一喝。

商談時間1分ももたずに「完全KO」されてしまいました。

・・・しかし、『とある方法』に気付いてから「想定以上の結果」を出すことができたのです。

それが、前回お話した、

  • ケニア到着後わずか45日での3000万円の受注
  • 副大統領との面会

それに加えて、

マサイ族から「マサイモラン(戦士)」の証

まで進呈してもらうこともできたのです。

「コトバができない」でも、「成果を出す」はできる!

今後の人生を大きく左右するような「重要な気付き」を得た体験でした。

赴任直後に直面した「コトバが通用しない」という
当たり前の「現実」に呆然としていたわたしは、大きな勘違いをしていました。

できるハズもないのに
「全て自分がしなければならない」と思い込んでいたんです。

この「思い込み」だと、

「コトバができない」
だから
「成果が出せるハズがない」

これが、ガッチリ結びついてしまいます。

でも、、ですよ。

コトバは「手段」でしかない

です。

「手段」として、日本語、英語、スワヒリ語、中国語という一定の法則に基づいた「記号」を使っているだけ。

コトバって

[概念]を[記号化]したもの

でしかないんですね。

なので、会話の時には、相手のコトバだけに注目するのではなく、

話し手の表情や仕草・視線、
周囲の状況、
置かれている環境

などなど
全ての「情報」を全身でキャッチし、想像を膨らませながら

「言葉の理解」ではなく「概念の理解」に集中するんです。

難しいと思いますか?
いいえ。
きっと、あなたもやっておられますよ。

例えば、全く言葉がわからなくても、
相手が「ポジティブ」なことを言っているのか、
「ネガティブ」なことを言っているのか、くらいは「感じ取って」いますよね?

「意識」していなくても、「ネガティブ」なのか「ポジティブ」なのかの[概念]は感じ取ってますよね。

「コトバがわからない」を真っ正面から受け止めて、積極的に[概念の理解]に集中するだけで、
感じ取れる情報量は大きく違ってきます。

こうして、

(1)「何を言ってるんだろう?」ではなく
「何を言いたいんだろう?」という、[概念の理解]に集中する

コレを行いながら、

(2)オーバーアクション気味の身振り手振り、表情、声の強弱などを交えた
文法メチャクチャの「カタコトのコトバ」で[表現]

ができれば、相手に[伝える]もできるから不思議です。

こんな風に、

(3)表面的な[口から発するコトバ]に注目するのではなく、
内面にある[心の訴え]を通じ合わせようとすることに集中する

この「3つ」だけで、驚くくらい[コトバの壁]を乗り越えてしまいますよ。

まとめると、、

(1)[概念の理解]に集中する。
(2)[カタコトコトバ]と[身振り手振り&表情、声の強弱]で表現する。
(3)[心の訴え]を聴く

この3つの要素だけで、少なくとも
「生活をする」、「トモダチになる」、「なんとなくわかり合う」くらいなら、充分に可能です。

やってみたらわかります。

「できること」を実際にやってみると、やらない得られない「気付き」を得ることができますので。

実際、わたしもこの「3つの要素だけ」で、

文字通り真っ黒なスーダン人の友人に説教して泣かせたり、

家出したソマリア人の少年に説教の通訳をして故郷に帰らせたり

そんな経験もしてきましたから。
中学1年生レベルの英単語を並べ立てただけ、、なのにです。

そして・・・。

さらに、この「3つの要素」に加えて、ある「条件」さえ整えれば、
ある程度の商取引も可能となってしまうことを発見したのです!

その「条件」とは・・・?

次回をお楽しみに!

コゾノでした。

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