まいどです。
ある日のことでした。
アシスタントをしてもらっていたケニア人のローズマリーちゃんがわたしを自宅出の夕食に招いてくれました。
ケニアの家庭料理を満喫し、夕食会がひと段落したときでした。
さっきまで寡黙に食事をしていた甥っ子の軍人が、おもむろに立ち上がり、わたしの隣に腰掛けました。
・・・手に「斧」を持って。。ニヤリ、、と。
春のあたたかい日差しを全身に浴び満開の桜を背に小学校に入学したばかり自分姿にはじまり、急展開で頭の中を「想い出」が駆けめぐりました。
・・・走馬灯?
コゾノです。
ちなみに、この前フリシリーズ。全部「実話」です。
よく生きてます、わたし・・・。
さてさて。
「 えっ??死、、ですか!? 」
なんていうのも含め、さまざまな忘れられない「想い出」があるなかで、もう1つ強烈な「想い出」があります。
わたしの上海行きが決まり、いよいよ赴任か・・・というときのことです。
その頃のわたしは赴任するのは良いものの、会社からの示された「あいまいなミッション」や、「行き当たりばったりの計画」、そして誰も成功するとは思っていない「周囲からの憐みの目に」打ちひしがれていました。
そんなとき、わたしの「師匠」とも言える方から、ありがたーーいお言葉をいただきました。
『 えーこと教えたるわ。えーか。
できる事だけやれ。できない事はやるな。 以上!』
「 は?? 」でした。
「目が点」とは、このことです。
具体的なアドバイスとか、なぐさめ・はげましの言葉を期待していたのですが、
コレだけ、、でした。
「 何言うとんねん。そんなん[当たり前]やんけ!もっと、他のコトバあるやろ! 」
このときは、そんな風にしか思えませんでした。
このとき、、は。
でも、上海での「現実」を目の当たりにしたとき、
「 あの言葉の意味は、このことだったのかっ!! 」
と思い知らされました。
以来、この言葉をずーっと実践し続けています。
できる事だけやれ。できない事はやるな。
非常にシンプルです。
だから、『明日から誰でもスグに』できます。
そして、シンプルであるからこそ「本質」だったりします。
前回、マジックワードとしてご紹介したのが「あいさつ」でした。
『 あいさつなんて、当たり前でしょ!そんな話を聞きたいんじゃない!』
って思われたかもしれません。
『 聞いたことも無いような、何か新しいテクニックを教えてくれっ!』
そんなご期待があったかもしれません。
でも、まずは「あいさつ」なんです。
「あいさつ」を「相手よりも先に」「より多く」使う。コレなんです。
小賢しい「テクニック」なんかよりも、よっぽど現場で『使え』ます。
そして、今回お伝えするのは、
◎[最強]のマジックワード
です。
[最強]です。
世界中、どこに行っても[最強]です。
会社でも、家庭でも、恋人でも、夫婦でも、親子でも、[最強]に使えます。
言いますよ。いいですか?
[最強]のマジックワード、それは・・・
◎「ありがとう」
そうです。
「感謝」の言葉です。
「あいさつ」は、
相手の[存在を認める]言葉であり、それを相手に示す行為
でした。
「ありがとう」は、
相手を[尊重する]言葉であり、それを相手に示す行為
その代表格なんです。
「ごめんなさい」も相手を[尊重する]言葉です。
マジックワードの1つです。
例えば、「ありがとう」を一切使わない人を想像してみて下さい。
それは、どんな人でしょう?
「ありがとう」がないと、「やってくれて当たり前」になります。
例えば、奥さんからこんなこと言われたら、どう感じますか?
『もっと稼いで来なさいよ!あんたの稼ぎが少ないから恥ずかしいじゃない!』
例えば、ダンナさんからこんなこと言われたら、どう感じますか?
『誰のおかげで食えてると思ってるんだ!食事を用意するくらい当たり前だろうが!』
つい、言いたくなってしまうセリフ、、かもしれません。
でも、、ですよ。
この言葉を「受け取る側」になって考えてみてください。
「よしっ!明日からもっとこの人に協力しよう!助けてあげよう!」って、思えますかね?
・・・無理、、ですよね。
「ありがとう」も「ごめんなさい」も一切言わない人って、どんな人でしょう?
仕事だったら、
『良い成果が出たら、全部「自分の手柄」。
悪い問題が起これば、全部「他人・環境・自分以外の責任」』
どこかのドラマに出てくる悪役上司みたいですが。。
あなたは、こんな人と「付き合いたい」ですか?
・・・現実を無視できるなら、NOだと思います。
いかがですか?
「あいさつ」「ありがとう」「ごめんなさい」は、どの国の言葉にもありますよね。
きっと、それだけ「人間関係にとって重要」な言葉なんだと思います。
相手を尊重しない人が誰かから尊重を得るなんてできません。
相手の尊重に国籍なんて関係ありません。
自分以外の人から尊重される。みんな、嬉しいんです。
『人間、総論、みな同じ』、、ですから。
歩くバイオハザード&暴動サバイバー
&伝説のニセ札「スーパーK」を掴んだ男は走馬灯(?)
コゾノでした。
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