いよいよ2017年4月1日から中国全土で新しい『就業証』制度がスタートします。
今までは、▼こんな▼でした。
←駐在員さんにはおなじみの『就業証』
パスポートみたいな冊子です。
今まで、中国では
「アンタは外国人だけど働いて(報酬を得る仕事をして)良いですよー」
という就労許可証が2種類ありました。
『就業証』と『外国人専門家証』です。
これが4月からは、新しく『工作許可証』に一本化されます。
▼こんな▼風になるそうです。
←新しくなる『工作許可証』
なんだか、中国人の持っている「身分証明書」みたいです。
4月以降に変わるのは、見た目や名称だけではありません。
大きなポイントは、以下の2つです。
(1)外国人の資質に応じて『A類』『B類』『C類』に格付けされる
コレ、巷でウワサになってます。
[ポイント制]っていうヤツです。
でも、誤解もめちゃくちゃ多いです。
今回の新制度では『安心な人』と『心配な人』がハッキリ分かれます。
あとで詳しくお話ししますね。
そして、もう1点見逃せない重要な変更点があります。
それが、、
(2)外国人に[個別ID]が割り振られ、全情報が[電子化]される
ご存知でした?
電子化されたデータは、関連各局で[共有]されます。
『人社局』のみならず、『入国管理局』、『公安局』、
そして『税務局』とも繋がるそうです。
つまり・・・!?
これは、影響出てくると思いますよー。
2016年11月から一部地域で行われていた「試験運用期間」を経て、いよいよ4月1日から全国導入。
どんな制度なんでしょうか??
『安心な人』ってどんな人なのか?
『心配な人』って??
これから新制度を詳しくご紹介していきますので、ぜひご注目ください。