週刊[良くなる通信](01)「否定形」

異国でも日本でも効果あり![共通]で使える「みんなのグローバル化」実践メールマガジン

週刊[良くなる通信](01)


「否定形」を脳は認識できない。

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出典:NLPプログラム他より
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コゾノです。

上海で10年以上「ヒトに関する問題解決」のお手伝いをしてきました。
色んな「現場」をこの目で見てきました。

ストライキの現場には、6回も飛び込んできました。

上海の前では、アフリカ(ケニア)でも「ヒトの問題」に巻き込まれて
いたり・・・。

そんな経験を積み重ねてきて、つくづく感じることがあります。

それは、、

●『 人間、総論、みな同じ 』だなぁ~と。

「現場」の問題に直面すると、つい、

●「中国だから」ムリ!
●「中国語ができなから」できない!

と思ってしまうような場面も少なくありません。
私も最初は戸惑いました。

でも、色々と試していくと

実は、

● ほんのちょっとした「ヒト工夫」だけ
 で、驚くほどカンタンに、しかも効果テキメンにできてしまう
 ことが、[想像以上にたくさん]ある!

と気付きました。
本当です。

中国語(コトバ)ができなくても、苦手でも「できること」って
本当に驚くほどたくさんあるんです。

「そんな情報をお伝えできる場を作りたいな~」という想いから
メールマガジンを発行してきました。

「コトバができる」、「中国の事情通」でなくても「できること」
ばかりをご紹介しています。

題して

●「みんなのグローバル化」実践メールマガジン

です。
このブログは、そのメールマガジンが基になっています。

※リアルタイムでご購読したい方は、コチラからご登録ください。

このメールマガジン・ブログでは、

  □ 誰でも、カンタンに
  □ 今すぐできて、
  □ コストもかからない
  □ それでいて、効果テキメン!

な手法をご紹介していきます。
何か「気付き」があれば、1つでも良いのでぜひぜひ[実践]してみてくださいね。

とり上げるテーマは大胆です。

目指すところは、ズバリ

● 中国人従業員を「思い通りに」動かす方法

です。

ぜひ、読み進めてみてください。

さて、今回は「第1号」ですね。

今回取り上げるのは、非常に多い「中国での現場の悩み」の1つ。

● ルールを守らない対策

です。

「ルールを守らない」現場に直面すると、
とかく、

■ 「中国人はだからダメなんだ」
■ 「通訳がうまく伝えられてないんだ」
■ 「いくら言っても全然伝わらない」

なんて考えてしまいがちですよね。

でも、「全然違うところ」に原因があることが少なくないんです。
その「よくある原因」が今回ご紹介する内容です。

もし、この原因に該当する「ルールを守らない現象」であれば、
今回ご紹介する方法は、本当に

  □ 誰でも、カンタンに
  □ 今すぐできて、
  □ コストもかからない
  □ それでいて、効果テキメン!

な方法になります。

もし、「心当たり」があれば、ぜひ一度「実践」てみてくださいね。

では、その方法とは何か??

答えをお教える前に、ちょっと【実験】にお付き合いください。

 【実験1】
ココに三ケタの数字があります。

148

コレです。

この数字を絶対に[覚えないで]ください!
何があっても、[覚えないで]ください!

・・・

【実験2】

「ピンク色のパンダ」が寝そべってます。

その姿を・・・[想像しない]でください!
絶対に[イメージしてはダメ]です!
ピンク色のパンダが、緑色のあおあおとした笹の葉を
ぐたーっと寝そべって食べている姿なんて、

絶対に[想像しないで]ください!

・・・

いかがでしょうか?
「するな!」と書いたので、理屈で考えれば「しない」ことも
できると思いますが、、、

□ 「覚えるな!」

と言った数字、「覚えない」ができました??

□ 「想像するな!」

と言ったピンク色のパンダ、頭の中から消しさることできました??

・・・できない、、ですよね。

これが、

● 「否定形」を脳は認識できない。

の実験です。

野球の世界にも、同様の話があるそうです。

・・・

◆ 選手に「低目の球」に手を出させないための指導方法

● ダメコーチ:『 低めに手を出すな! 』と指導する。
● 名コーチ :『 高目を打っていけ! 』と指導する。

・・・

指し示していることは、「同じ」です。
しかし、[伝え方]が違います。
これだけで、[伝わり方]が全く違うんですね。

私たちは「ダメな行動」に対して、
つい、

●『 〇〇するな! 』

と言ってしまいがちです。

子供に、『ゲームばかりするな!』『テレビばかり視るな!』とか。
従業員に、『遅刻するな!』『ツバ吐くな!』など。
ほとんど、無意識に。

でも、[否定形]では、あまり効果が期待できません。

なので、まずは意識して[肯定形]に自分の発言を変えてみる。
ここから始めると良いかもしれません。

◎【 今日の[良くなる]ポイント 】━━━━━━━━━━━━━◎◎◎

「して欲しくない行動」を[否定形]で伝えるのではなく、
「して欲しい行動」を[肯定形]で伝えるように意識する。

◎◎◎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◎

まずは、ココから意識するようにしてみて下さい。
コレ、意識して使えるようになると、本当に効果出ますよ。

私自身が実践済みです。
ちょっと、自分自身の言い方・伝え方を変えるだけ。

ぜひ、試してみてください。

・・・とは言え。

——————————————————–

『 でも、従業員に「〇〇しろ!」と[肯定形]で命令しても
  ルール守らないじゃないか!! 』

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というご意見もあるかと思います。

次回は、このご意見をテーマにしていきますね!

・・・
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小園でした。