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実践[良くなる通信]
[ 兵法三十六計 ]に学べ!労務トラブル[実践]対処法
小園です。
さて、お待たせしました。
「新シリーズ」です。
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●[ 兵法三十六計 ]に学べ!
『こうなったらお手上げ!』になってしまう
トラブルの[実践]対処法
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コチラをお送りします。
『 駆け引きのテクニック集 』
としても名高い
◎[ 兵法三十六計 ]
コチラを[教材]にして、
組織内、組織間で発生してしまう
「お手上げ」と思われるような
トラブルにすら「対処方法」を
ご提示してしまおう!
そんな大それた「新企画」です。
[コゾノ式]の挑戦です。
今回から取り上げるのは、、
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◎『 社内で「不正行為」が行われる策略パターン 』
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とお伝えしました。
ぶっちゃけ、
これをやられると「お手上げ」状態
になってしまいます。
しかも、日本人管理者であれば
●9割以上が「意識せずとも、ハマってしまう」
「落とし穴」とも言える
[恐怖のパターン]です。
それは、どんな「策略」なのでしょう?
また、どんな「対策」ができるんでしょうか??
早速ご紹介を・・・と思ったのですが。
その前に。
[兵法三十六計]ってご覧に
なられたことあります?
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インターネットの百科事典『Wikipedia』:「兵法三十六計」
※ リンクが上手く表示されないときは、「兵法三十六計」で
検索してみてください。
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例えば、こんなことが書かれてます。
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◎ 第一計[瞞天過海(まんてんかかい)]:天を欺きて海を渡る
意味:敵に繰り返し行動を見せつけて見慣れさせておき、
油断を誘って攻撃する。
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「なるほど。確かに。
・・・で?」
って思いませんでした?
当たり前のこと、、、
ですよね。
こんな当たり前のことなのに、
● 9割以上が「意識せずとも、ハマってしまう」
って、不思議じゃないですか?
[9割]ですよ。
もちろん、
私自身もきっとやられちゃいます。
「知っていても」やられちゃいます。
11年も現場で同じ仕事をして
いますので、
[不正行為のパターン]も
かなり詳しいです。
「工場を一回りするだけ」で
どこでどんな不正行為が行われて
いる可能性があるかを言い当てて
しまうような「達人」の友人から
数々のレクチャーを受けてきましたし。
[三十六計]の内容も
全部知っているのに、
きっとやられちゃいます。
もし、誰かに本気で仕掛けられたら。。
なぜ、、、だと思います?
各論の詳しい話に入る前に、
まず、ココを知っておいていただく
必要があります。
なぜ、「知っていても」ハマってしまうのか?
この理由を知ることが、
[兵法三十六計]を有効にご活用
いただくことに直結しますから。
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[コゾノ式]では、
ポイントを3つに絞り込みました。
キーワードで表すと、、
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その1:[日常]
その2:[主導権]
その3:[陰陽(いんよう)]
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この3つのポイントを抑えておけば、
有効な「活用方法」がわかります。
・何を仕掛けられて、
・何に、
・どう注意して、
・どう対処すれば良いのか?
がわかります。
今回は、
「なぜ、わかっていてもハマってしまうのか?」
その理由となる、
——————-
その1:[日常]
その2:[主導権]
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についてご説明しますね。
まず、その1から。
「不正をする側」も
「不正に対処する側」も
ポイントは、
● 日常(平時)
にあります。
コトが起こってしまった[戦時]
ではなく、
コトがまだ起こっていない[平時(=日常)]
にポイントがあるんです。
ココ、ものすごく重要です。
どう見ても劣勢極まりない[戦時]で
起死回生の大逆転・大勝利に導けるような、、
●「魔法のテクニック」
をお伝えしようとしている
のではありません。
・・・ちなみに[兵法三十六計]では、
劣勢極まりない状況の場合は、、
● 逃げろ!
※ [第36計]走(逃)ぐるを上と為す
って言ってますから。
[兵法三十六計]は[戦時]ではなく
● 平時(=日常)にこそ、活用の場がある
ものすごく重要ですよ!
ぜひ、覚えておいてください。
では、何も起こっていない
[日常]に仕掛けられること、とは何なのでしょう?
それが、「その2」にある
● [主導権]を得ること
と読み取ります。
[主導権]って分かったようで
よく分からない抽象語ですよね。
なので、[コゾノ式]では
[主導権]を持っている側とは、
● 意図的であってもなくても
相手をコントロールしてる状況にある側
としておきます。
「見た目の立場が上かどうか」ではなくて、
「相手を動かしている側」に
[主導権]があります。
例えば。
「親」と「子供(赤ちゃん)」の関係。
一般的には、
見た目の「立場」から見ると
「親」の方が上ですよね。
「どこに住むか?」を選ぶとき。
たいていの場合、
親は子供を「動かす側」に
いますよね。
このときの[主導権]は、
[親]にあります。
でも、
例えば、赤ちゃんに「夜泣き」で
泣きわめかれると、どうでしょう?
親は、どんだけ疲れていても
付き合わされちゃいますよね。
親は[動かされている側]
になります。
つまり「夜泣き」されると
[主導権]は[子供]に
移っちゃうんです。
このように[主導権]って、
固定的・絶対的なモノではなく、
何らかの条件や手段によって
コロコロと動いてしまいます。
この[主導権]を奪い合うとき、
●「駆け引き」
って表現しますよね。
[兵法三十六計]は、
この[主導権]の奪い合いや、
その有無によって有利な状況を
作り上げていくための
『駆け引きのテクニック集』、、
こんな風に言っちゃっても
良いかもしれません。
会社と従業員の関係も
同様です。
「立場」だけから見ると、
「会社が強い」に見えます。
でも、「動き方」によっては
「従業員」が主導権を握る
こともできるんです。
どうやって??
それは、
「心」を攻め、
「気」を奪い、
「勢い」を殺ぐ。
つまり、「心理戦」によって
です。
[兵法三十六計]は、
『 心理戦の具体的なテクニック集 』
そのもの、、です。
「心理戦」は相手が油断している
ときに仕掛けると非常に有効です。
相手が油断しているとき。
・・・いつでしょう?
そうです!
キーワード「その1」:平時(=日常)
ですよね。
何も起こってない、
いつもと同じ「フツーの日常」です。
「フツーの日常」に仕掛けるからこそ
効果が出るんです。
『交渉』という[戦時]に
なってからではなく、
普段の何気ない[日常]に
あるから[落とし穴]なんです。
『「兵法」なんだから、コトが起こったとき
の戦い方でしょ?』
って思ってたら「大間違い」ですんで。
コトが起こってしまったら、
「お手上げ」になっちゃいます。
◎[戦時]でなくて[平時]に使う。
これ、大原則ですからね。
[平時(=日常)]に何気に使われる。
だから、仕掛けられた方は
「無意識にハマってしまう」
「知らないうちにやられてる」
ことになっちゃうんです。
これが、
「なぜ、わかっていてもハマってしまうのか?」
の理由です。
先ほどご紹介した[第一計]を
もう一度みてください。
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◎ 第一計[瞞天過海(まんてんかかい)]:天を欺きて海を渡る
意味:敵に繰り返し行動を見せつけて見慣れさせておき、
油断を誘って攻撃する。
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ゴミをポイ捨てしてる。
言ったことやらない。
終業時間前に仕事止めてる。
「ん??」
と思った光景でも、
「見慣れる」とどうなります?
いつの間にか、
[日常]になってますよね。
これに乗じて「攻撃」
つまり、本当にやりたかったこと
に手を出される・・・!
相手が意図的に仕掛けていなくても、
コトが起こってしまう[構造]が
できあがっています。
さらに、[第二計]を併せ技で
やられると、
ほぼほぼ「ハマって」しまいますから。
次回は、私自身が「仕掛ける側」
になって、
● あなたに挑戦
するとした場合の「作戦」を公開する予定です。
この「作戦」に、
あなたは心底「私は大丈夫だ!」と
言えるでしょうか??
楽しみにしておいてくださいね~。
小園拝