異国でも日本でも効果あり![共通]で使える「みんなのグローバル化」実践メールマガジン
週刊[良くなる通信](05)
●[フクリ]は、使いよう。
数学の歴史上、最大の発見は『 複利 』である。
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出典:理論物理学者 アルバート=アインシュタイン
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小園です。
今週も、
● 今ある[人的資源だけ]で、お金もかけずに、
しかも、[カンタンに]、会社が[良くなる]方法
の時間がやってきました。
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◎『 どのようにすれば、コトバも常識も異なる中国人スタッフが、
思い通りに『 行動 』してくれるだろうか? 』
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この「問いかけ」から始まった、この企画。
もし、もし、、ですよ。
本当に、自分の会社の従業員が[思い通りに行動]
してくれたら、どんな問題が解決されますか?
□ 「品質不良が減って、安定した生産ができる」
□ 「自分の仕事が楽になる」
□ 「会社が儲かる」
□ 「後任の現地・総経理が生まれて、
前任者の誰も成し得なかった「現地化」が実現できる!」
などなど。
本当に『行動』してくれるならば、
色んな[可能性]が生まれてきますよね。
「・・・そんなカンタンにできれば、こんな苦労はしないよ。」
というお声が聞こえてきそうです。
確かに、
「明日になると、いきなり全従業員が思い通りに動いてる!」
なんてことは、あり得ません。
でも、「今日よりも[良くなる]を実現する」ことなら、
実は、難しくありません。
● 今ある[人的資源だけ]で、お金もかけずに、
しかも、[カンタンに]、
できます。
「今より良くなるの先」にしか[可能性]はありませんから!
少しでも[可能性]を感じていただくためにも、
まずは「ココ(↓↓)」を目指してみませんか?
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◎ 従業員が「勝手に」成長し続けてくれる状態
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ココに持って行ける方法を今、お話しています。
このまま読み進めていただくだけでOKですので。
今週は、その「核心」に触れていきます。
ご興味のある方は、ぜひ[◎編集後記◎]まで、
ご一読ください。
それでは[週刊版]メールマガジン第5号をお送りします。
◎【 今日の[良くなる]ヒント 】━━━━━━━━━━━━━━◎◎◎
●[フクリ]は、使いよう。
数学の歴史上、最大の発見は『 複利 』である。
~理論物理学者 アルバート=アインシュタイン
–《前回の復習》—————————————————-
頭の中でも画像で[具体的なイメージ]ができると、頑張らなくても
望ましい『行動』ができる。
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※ 第4回をお見逃しの方は、コチラから
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※ 第3回をお見逃しの方は、コチラから
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※ 第2回をお見逃しの方は、コチラから
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※ 第1回(創刊号)をお見逃しの方は、コチラから
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◎◎◎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◎
前回(第4回)は、
●『やる気』を「因数分解」
してみました。
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◎『やる気』=[できる可能性]×[できたときの魅力]
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4つの【実験】を通じて、この方程式から、、、
●『やる気』=『行動』ではなくて、
●『行動』=『シュミレーション(具体的なイメージ)』
という関係についてお話ししてきました。
毎朝の「通勤」みたいに、
『やる気』がみなぎるほどでなくても『行動』はできますよね、と。
『シュミレーション』できるくらいの「具体的」の例を挙げながら
20回イメージトレーニングすると、『行動』できるようになる
というお話でした。
・・・とは言え。。
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『 毎回、こんな面倒なことを全部やれって言うの??
そんなの現実的じゃないよね~。 』
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前回は、ココまででした。
さて、続きです。
「毎回、20回のシュミレーション」
確かに「現実的」には難しいですよね。
それなのに、どうやって
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◎ 従業員が「勝手に」成長し続けてくれる状態
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まで持って行くのか?
ここが「繋がらない」と思います。
では、どうすれば良いのか?
それは、、
◎『 複利(フクリ) 』を利用します。
「 は?? 福利厚生の「福利」ではないんですか? 」
はい。
同じ(フクリ)ですが、字が違います。
『 複利 』です。
貸金業で言われる「単利」とか「複利」の『 複利 』です。
お金を借りると、
一定期間ごとに「利息」を「元本」に組み入れられて、
「その合計」に対して利息を計算されたりする『 複利 』です。
「 は????
コゾノさん、何のことか意味が分かりません!! 」
大丈夫です!
このまま読み進めていただければ、日本人管理者なら
誰もが知っている、大事な大事な
●「〇○○○」(4文字)
に繋がりますので。
もう少し付き合ってくださいね。
その前に、『 複利のパワー 』を【実験】で感じて
いただきます。
【 実験 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「仮に」ですが、
[1日の金利100%]で運用してくれる銀行があるとします。
そこに「1万円」を預けた場合、[10日後]には、
それぞれいくらになっているでしょうか?
(1)『 単利 』で[10日間]
(2)『 複利 』で[10日間]
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極端すぎる例ですが、ご勘弁下さいね。
さて。
[金利100%]です。
(1)『 単利 』の場合、1日で[利息:1万円]です。
なので、
●1日後 :
(元本)1万円+(利息)1万円=(合計)[2万円]
になります。
●2日後 :
(元本)1万円+(利息)1万円+(利息)1万円
なので、(合計)[3万円]ですよね。
このまま10日間続けると、、、
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◎『 単利 』で10日後 :(合計)11万円
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という計算になります。
では、
(2)『 複利 』の場合、どうなるでしょう?
●1日後 :
(元本)1万円+(利息)1万円=(合計)[2万円]
ここは、『単利』と[同じ]です。
しかし、2日後は・・・?
『 複利 』だと、1日目の(元本)+(利息)の(合計)
に対して[金利100%]かかることになります。
つまり、、
●2日後 :
(1日目の合計)2万円+[(利息)2万円]
になるので、(合計)[4万円]で1日目の[倍]になります。
3日後は、さらに[倍]の[8万円]です。
このまま、10日間続けると、いくらになると思います??
100万円?
500万円?
・・・いいえ。
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◎『 複利 』で10日後 :(合計)1024万円
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同じ[金利100%]でも、
●『 単利 』だと、(合計)[11万円]
●『 複利 』だと、(合計)[1024万円]
わずか10日で、その差[93倍]です。
これが、アインシュタインさんが「最大の発見」
と言った『 複利のパワー 』です。
この「パワー」を「(従業員の)『行動』にも応用する」と、、
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◎ 『行動』するために「20回のシュミレーション」
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が必要なほど「パワー」がかかってしまうのに、
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◎ 「勝手に」成長し続けてくれる
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という「飛躍した結果」になります。
その理由は、この『 複利のパワー 』が働くから
なんです。
「福利」のアメで釣る、、
よりも遥かに大きな結果に導いてくれます。
では、どうやったら
●『 複利のパワー 』を「行動に応用」できるのか?
ですよね?
では、まず『 複利 』と『 単利 』の違いとは、
何でしょう?
一定の「金利」が[何に]かかるのか、、が違います。
● 単利 :[元本だけ]
● 複利 :[元本+前日までの利息]
ですよね。
[前日までの利息]が上乗せされた[元本]に、
[一定の金利]がかかっていくのが『 複利 』です。
これを『行動』に応用すると、こんな風に置き換えられます。
◎[元本]とは、して欲しい・新しい『行動』の[1歩目]
◎[前日までの利息]とは、1歩目の『行動』の[結果]
つまり、こういうことになります。
◎【 今日の[良くなる]ポイント 】━━━━━━━━━━━━━◎◎◎
「色々なことをやらせる・指導する」よりも、
「新しい『行動』の[1歩目]」の「修正」と「継続」が重要。
◎◎◎━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◎
「色々なことをやらせる・指導する」や、
「同じ『行動だけ』単調にやらせるだけ」だと、
『単利』になっちゃいますよね。
もしくは「『複利』の1日目(『単利』と同じ結果)」を繰り返すだけ。。
それよりも、
◎「新しい『行動』の[1歩目]」の[修正]と[継続]
が、『 複利パワー 』を生むことになります。
言い方を変えると、、
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◎ 昨日までの『行動』の[結果]を[評価]して、
[修正]した上で、今日の『行動』をする。
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・・・なんか、聞いたことありませんか?
そうです!
世に有名な
● 「PDCA」サイクル
ですよね。
● Plan:[計画]する ⇒ して欲しい『行動』を考える
● Do :[実行]する ⇒ その『行動』をさせてみる
● Check:[評価]する ⇒ 『行動』の結果を評価する
● Action:[改善・処置]する ⇒ 修正した『行動』をする
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『 PDCAなんか、知ってるよ。
それでも、できないから困ってるんじゃないか!!』
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・・・そんなご意見があるかもしれません。
おっしゃる通りだと思います。
ただ、今の「PDCA」って、『単利』のやり方になって
ませんか?
□ 色んなことを同時に指示したり、
□ 日々発生する問題に追われて、いつの間にか
新しい[1歩目]を忘れていたり、
□ 新しいことばかりやろうとしていたり、
などなど。
『複利のパワー』を発揮するやり方ではないですよね。
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『 そうは言っても、
今の時代の「変化のスピード」に対応するためには
1つのことをじっくりやってる時間なんてないよ! 』
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はい。
全てにおいて「じっくり」なんて、世の中が許してくれません。
確かに。
でも、だからこそ、、
◎『 複利パワー 』が重要
なんです!
長く[継続]すればするほど、[パワー増大]しますから。
うまく運営しておられる会社では、日系企業でも、
中国系企業でも、どこでも『 複利パワー 』を使って
おられます。
やってることは「PDCA」で同じです。知ってます。
でも、出ている成果が全然違います。
この差は何なのでしょう?
きっと、『落とし穴』のせいだと思います。
「知らない」と見過ごしてしまう『落とし穴』が
あちこちに仕掛けられていることに気付きました。
その『落とし穴』をこの[週刊メールマガジン]で
1つ1つ明らかにしていきます。
どんどん深いところに入っていきます。
次回の[週刊版]メールマガジンも楽しみにしていてください!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コゾノ式 みんなのグローバル化研究所:小園英昭