◎ コゾノ式 良 く な る 通 信 ◎ 第43号
[中国給与]やっぱり続く、人件費上昇
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━:2014.01.08発刊:◎◎◎
◎ 43号のポイント
【 2013年5大ニュース:その5 】
◎ 2014年もやっぱり続く、人件費上昇
 おはようございます。
 小園でございます。
 今回は、今まで通りのメールマガジン[通常版]をお送りします。
 お正月休みも明けて、日本では「2014年が本格稼働」した感じ
 でしょうか。
・・・中国は、これからが「お正月休みモード」ですね。
このペース配分には、毎年苦しみます。。
 振り返ってみると、今年の年末年始は「静か」に過ぎ去りました。
 派遣規制の正式細則、本日1月8日になっても、まだ出ませんし。
 2011年末は、外国人の社会保険加入問題で揺れました。
 2012年末は、労働契約法の修正で大揺れ。
 2013年末も・・・!
 と覚悟していたのですが。
 ちょっと肩すかしですね。
やはり、政権交代が何らか影響しているのかもしれませんね。
 新しい施策が静かなうちに、引き続き
 2014年にも影響してきそうな[2013年総決算]の最終話
 (その5)をお送りしておきます。
 今回のテーマは、
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  ◎ 2014年もやっぱり続く、人件費上昇
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 中国「給与」や、人件費の問題は、私自身が10年間現地に張り付いて
 定点チェックしてきたテーマです。
 また、2013年は中国でも10年に1度の政権交代があり、
 胡錦濤さんの時代から、習近平さんの時代へ[受け継がれた]
 重要な政策があります。
2013年のメールマガジンでも、度々取り上げてきた話題です。
今回の(その5)では、バラバラに配信してきた
  ● [中国給与の傾向]
  ● 政権交代でも[受け継がれた重要な政策]
 これらの情報をひとまとめにして、
 2014年以降の[人件費の動向]の情報を集約しました。
 各種情報の[根拠]も同時にまとめていますので、
「・・・そういえば、アレ、どうだったっけ??」
なときの振り返り用などにもご利用ください。
 では、今回も
 メールの本文は、サラッと。
 気になったところだけ、バックナンバーでチェック。
 「総集編シリーズ」仕様でお楽しみください。
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 <今回のポイント>
        【 2013年5大ニュース:その5 】
       ◎ 2014年もやっぱり続く、人件費上昇
 ※ 関連バックナンバー一覧
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 【コゾノ式 良くなる通信】35号:(2013年11月20日号)
 日本のマスコミは教えてくれない「3中総会」3つのポイント
 https://koozoo-hr.com/320
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 [特集号]【コゾノ式 良くなる通信】10号:(2013年2月7日号)
 2013年2月:『 収入分配制度改革に関する若干意見の通知 』
 https://koozoo-hr.com/310
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 【コゾノ式 良くなる通信】30号:(2013年10月1日号)
 ●[保存版]来期計画のための[中国・昇給率]講座
 https://koozoo-hr.com/312
 ◎「パスワード」がかかっていますので、ご注意ください。
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 【コゾノ式 良くなる通信】33号:(2013年10月25日号)
 ●[保存版]: どうなるの? 中国[給与の集団協議]
        ~中国版[給与の労使交渉のやり方]はこうなる!予想
 https://koozoo-hr.com/317
 ◎「パスワード」がかかっていますので、ご注意ください。
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 2014年以降の人件費は、どうなっていくのでしょう??
 [現場で戦う方々]の立場で、情報を読み取ってみます。
 まず、2013年11月に「大きな方針」が打ち出されました。
 中国共産党の重要会議である[3中総会]の内容です。
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 【コゾノ式 良くなる通信】35号:(2013年11月20日号)
 https://koozoo-hr.com/320
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[35号]では、この重要会議の結果、
『 これから、[実務面]でどんな影響が出そうなのか? 』
に焦点を合わせて[3つのポイント]をまとめています。
中でも、気になるのがコレですね。
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 (3)『格差縮小 ⇒ 平均向上へ』:収入配分を強化!
   ⇒ 低所得を引き上げ、中所得を拡大し、高所得を抑制するため、
    [給与の集団協議]の制度化を推進へ
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 この方針は、突然出てきたものではありません。
 前政権時代から、受け継がれてきた[重要な方針]の1つなんですね。
では、どういった方針が受け継がれてきているのでしょうか?
 コチラがその[特集号]でした↓↓
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 ● 2013年2月:『 収入分配制度改革に関する若干意見の通知 』
 [特集号]【コゾノ式 良くなる通信】10号:(2013年2月7日号)
 https://koozoo-hr.com/310
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 また、この『通知』のさらに前から「動き」は既にありました。
 その「動き」に加えて、、
 『 では、今後どのくらい上昇していくのだろう?? 』
 『 そして、昇給などでどう対応していけば良いのだろう?? 』
 こういった「悩ましい問題」への対処テクニックとしてご紹介する
 したのが、国慶事節、来期計画のための[メール講座]としてお送り
 したコチラの号でした。
 ◎「パスワード」がかかっていますので、ご注意ください!
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 【コゾノ式 良くなる通信】30号:(2013年10月1日号)
   ●[保存版]来期計画のための[中国・昇給率]講座
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 https://koozoo-hr.com/312
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この号では、、
  □ 今までの政策的「経緯」と、その法律文書(根拠)
  □ 日本と違って、どこに注意すれば良いのか?
  □ そして、現場で使える[昇給率]設定のテクニック
などをまとめてお送りしていました。
 そして、政策面では、やはり「気になる」のが、コチラです。
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  ● [給与の集団協議]の制度化を推進へ
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『 いよいよ、「給与の団体交渉」が法制度化されるのかっ!? 』
・・・と、かなり騒がれた話題でした。
 ところが、メールマガジンでご紹介した「給与の団体交渉」とは、
 私たち日本人が「ついイメージが先行してしまう」団体交渉とは、
 ちょっと異なる内容でした。
 2013年2月に「四川省」既に法制化されている内容、
 10月に「広東省」で「意見徴収案」として公開された内容、
 それに、杭州市など一部の地域では上部の「総工会」が主導して、
 一部企業に「制度化」させていたりする内容。
こういった情報から、
● 現実的な「中国版・給与の集団協議」が制度化された姿
を分析して、まとめた号がコチラです↓↓。
 ◎「パスワード」がかかっていますので、ご注意ください!
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 【コゾノ式 良くなる通信】33号:(2013年10月25日号)
    ●[保存版]: どうなるの? 中国[給与の集団協議]
    ~中国版[給与の労使交渉のやり方]はこうなる!予想
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 https://koozoo-hr.com/317
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 「格差縮小」は、かなり力を入れて取り組んでいる政策ですので、
 2014年以降も、やっぱり「人件費上昇」は避けられないと思われ
 ます。
 ただ、「不安をあおる」ような情報ではなく、
 根拠を示しながら「こんな読み取り方もできますよね~」という情報で、
 冷静な「経営判断」のお役に立ちたい、、コレが「コゾノ式」です。
何か、ご不明な点などがあれば、いつでもお申し付け下さい!
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 ◎ 編集後記 ◎
 昨日(7日火曜日)から配信を始めた[週刊版]の原稿をまとめて
 いたら「ネタ」がたくさん出てきました。
 とっておきのノウハウは、[極秘版]や[研究会]でも取り上げて
 いきたく思っていますので、ぜひご期待ください。
 [極秘版]のネタもたくさんあるのですが、、
 内容的にキワドイものが多いので、どう配信していくか悩んでいた
 のですが、まずは発行してみます!
 色々とご意見をお伺いさせていただきながら、どんどん[良くなる]
 情報配信を行っていきたく思っています。
 
 どうぞご期待ください!
 
 今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コゾノ式 良くなる人事・組織研究所:小園英昭

 
	        		            