◎ コゾノ式 良 く な る 通 信 ◎ 第34号(上)
● こうなってます。中国[派遣]事情
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━:2013.11.13発刊:◎◎◎
◎ 34号(上)のポイント
中国[派遣]の実態 ~アンケート調査結果~
● 中国20都市、4,000社からのアンケート調査結果とは?
● 派遣を利用しているのは、国営と外資が中心
おはようございます!
小園です。
さて、今回は「派遣」について。
2013年前半の話題をかっさらった「派遣規制の細則」は、
9月に[意見募集]が終わってから、まだ動きがありません。。
※ 2013年12月15日現在
また例のごとく、12月末・年末年始の押し迫ったころに発表・・・!?
なんてこともあるかもしれません。
今後のメールマガジンにご注目くださいね。
さて。
「細則」の内容は、まだはっきりしませんが、
「派遣の実態」についての、興味深いアンケート結果が
公表されました。
今回は、その「ポイント」をまとめてみました。
● 中国の労務派遣の実態とは!?
ご興味のある方は、ぜひチェックしておいてください。
それでは、今回も最後までお楽しみください。
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<今回のポイント>
◎ 中国・派遣の実態。今、こうなってます。
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● 中国での「労務派遣」活用実態が明らかに!
北京 Fesco による、20都市・4000社のアンケート調査結果
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ニュースの原文は、コチラ↓↓
出所:HRsalon
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[派遣の実態]とは?
数値を整理して並べてみました。
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◎ 中国・派遣の実態。今、こうなってます。
~北京Fescoによるアンケート調査結果( ポイント )
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調査: 北京外企人力資源服務有限公司(Fesco)
対象地域: 20都市
北京、蘇州、天津、西安、鄭州、広州、深セン、重慶、成都、石家庄
太原、杭州、武漢、青島、済南、アモイ、合肥、南京、大連、上海
調査企業: 国有、外資、民営の約4,000社
調査期間: 2013年5月~2013年9月
調査方法: アンケート調査
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※ 詳細はコチラ(原文)
http://www.hrsalon.org/news/viewnews52709c61ed28e.html
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1.現在(2013年5月~9月)、派遣を利用している会社は、どのくらい?
● 現在、派遣を利用している:[56.0%]
2.「派遣を利用している会社」の内訳は?
● 国有企業:[64.7%]
● 外資企業:[61.4%]
● 民営企業:[34.3%]
3.「派遣を利用している会社」の[派遣比率]と、その特長は?
● 全体の10%以下:[約7割]
● 全体の10%以上:ほぼ[国有企業]と[外資企業]のみ。
4.[派遣比率]が[10%超(総量規制案の上限)]の企業は、
今後、どう対策していく予定なのか?
● 国有企業・合弁企業: [業務委託]の方向へ
● 外資企業: [直接雇用]化へ
● 民営企業: [業務委託]、[直接雇用]他、、
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「民営企業」では、3割ちょっとしか派遣を使っていない、、
「外資企業」では、6割以上も派遣を使っている、、
というのは「意外」でした。
また、[総量規制]の適用を受けるのも、多くは「国有企業」と。
・・・ということは、細則決定の争点になっている[派遣規制]の
交渉相手は、、
● 国有企業
が主力、、ってことになるのだと思います。
ん~・・・当局にとっては「手強い相手」でしょうね。
長引くのもよく分かる気がします。
その「国有企業」が[業務委託([外部]化)]の流れになっていて、
「外資企業」が[直接雇用([内部]取り込み)]の流れになっている
のも興味深いところです。
「国有企業」は、色んな名目で[人件費に計上されない]人件費が手厚く
存在していますから。
[直接雇用]には、できない理由、、、が見えてきそうです。
注目の「細則」はいつ!?
要注目です!