[良くなる]コトバ(2)
考え方を学ぶ「哲学」、
人間が繰り返してきたことの本質を教えてくれる「歴史学」、
そして人間が陥りやすい思考の罠を教えてくれる「心理学」。
これらを学べば、誰でも起きていることの本質を理解し、
未来を予測するための考え方が身につく、というわけです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
出典:『これが「教養」だ』
清水真木著 新潮社より
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「未来予測」とは、「超能力」ではなく「教養」である、、と。
優秀でも何でもないフツーの文系大学生をしてきた自分にとって
「広く浅く」教える日本の教育って「何も残らないゾ」と感じて
いた。
でも、世界に出てみて気付いた。
詳しくは知らないけど、一通りの世界史、地理も知っているし、
受験勉強で、哲学や言語学なんかも学んでいて、「教養」と
呼ばれる内容を学んでいたことに。
そして、世界をみて驚いた。
中国だけかもしれないが、大学では「専門性を尖らせる」ような
勉強ばかりしていて、広く浅い「教養」としての知識を持って
いないことが少なくない。
「語学」も大事かもしれないが、語学だけだと「価値」を生み難い。
「日本で日本語使える」だけだと「価値」になり難いように。
「語学」が大の苦手なワタシにとって武器になったのは、この
「教養」だった。
一見遠回りに見えるけれど、「グローバル」で生き残るには、
「教養を磨く」のも、きっと武器になる。
「未来予測」もできてしまうのだから。
世界で通用するための、とっておきの武器になる。
コゾノ